金子千尋投手は真のエース

 

金子

現在のプロ野球の投手で一番コントロールのいい投手は、オリックスの金子千尋投手ではないでしょうか。正確無比のコントロールは、どんなボールでも、キャッチャーは最初に構えた位置からミットを動かしません。構えたところに投げ込むからです。対戦するバッターに聞いても、金子投手のコントロールを絶賛する声は多いのです。

プロ野球12球団のなかで、各チームにエースと呼ばれる主戦投手がいます。160キロのスピードを誇る投手や、フォークボールなど変化球抜群の投手もいますが、球速、変化、コントロールと3拍子そろった投手は金子投手だけでしょう。
歴代のプロ野球のエースに比べてもそん色ない、真のエースと言えるでしょう。金子投手は昨シーズンはケガのため、シーズン途中から登板をしましたが、やはりリズムに乗り切れないままシーズンを終わりました。

勝ち星も思うように延びず、大幅な選手補強したこともあって、開幕前は優勝候補に上げられたオリックスが結局不本意な成績となりました。多くの故障者が発生したのが原因ですが、中でも金子投手の故障が大きな痛手となりました。今シーズンはここまでのところ順調な調整を続けている金子投手です。オリックスも今年は昨年の鬱憤を晴らすようなシーズンにして、優勝争いに加わるよう期待したいと思います。やはり金子の復活がかぎとなります。