阪神のかつてのエース能見篤史

 

能見

能見篤史は2004年オフに阪神タイガースに入団した左腕投手で、2009年頃から先発ローテーションに食い込むピッチャーに成長しました。2005年から2008年までの通算成績が10勝9敗でしたが、2009年の一年だけで13勝をマークし、阪神タイガースのエースになりました。特に2009年は巨人戦での好投が光り、阪神ファンに何度も胸のすく快勝劇を見せてくれました。

2010年には5月初旬の巨人戦で足を痛め、復帰は9月になりましたが、最終的な成績は12試合に登板して8勝0敗で8つも貯金を作りました。
2011年と2012年はプロ野球選手にとって栄誉である開幕投手を2年連続でつとめ、2011年には広島の前田健太との投げ合いに勝って勝利をおさめました。また、2011年から2013年は3年連続して2ケタ勝利をあげ、チームの大黒柱として働きました。

2013年はWBCのメンバーに選出されていた影響もあって開幕投手をメッセンジャーに譲りました。2014年は2年ぶりに開幕投手に返り咲きましたが、10失点と期待に応えることが出来ませんでした。2013年にはプロ野球の未来を背負う藤浪の入団等もあり、2015年はメッセンジャー、藤浪に次ぐチーム第3の先発投手の立場になっています。