エース菅野智之
巨人のエースである菅野智之は、所属する巨人はもとより、将来のプロ野球界を代表する活躍が期待されているピッチャーです。2015年まで巨人の監督であった原監督と親戚関係であることは有名です。入団1年目の2013年から2015年までの3年間で35勝22敗という素晴らしい成績を残し、4年目となる2016年の更なる飛躍が期待されています。
2011年オフのドラフト会議で日本ハムと巨人が菅野獲得で抽選となり、この時は日本ハムが交渉権を獲得したのですが、巨人入りを表明していた菅野は日本ハムには入団せず、1年間の浪人生活を送りました。そんなブランクを感じさせないプロ入り後の活躍で、その実力はプロ野球ファンの多くが認める存在にまでなったのです。
彼の存在がクローズアップされたのが2014年の阪神とのクライマックスシリーズのファイナルシリーズです。この時、菅野は故障のためシリーズには出場できませんでしたが、彼の不在も影響し、チームは阪神に4連敗して日本シリーズへの出場権を獲得できなかったのです。
この時は多くの巨人ファンが「菅野さえいてくれたら」と思ったものです。2015年は勝ち星こそ10勝でしたが防御率が1.91と2点を切る安定感がありました。